日本財団

板橋にこんなにあった!コミュニティスペース

連絡会について

私たちは、コミュニティカフェやたまり場、居場所と呼ばれるような地域の交流拠点の運営者をつなぎ、 コミュニティスペースを広めていくことで、地域福祉の向上を目指しているグループです。

連絡会のはじまり
核家族化が進み一人暮らしや共働き世帯が増加し、少子化、高齢化が進む地域社会において、赤ちゃんからお年寄りまで、地域における居場所づくりが求められています。 

高齢者福祉においては、施設サービスから在宅サービスへと変わり、さらには介護保険制度の改正により、要支援1,要支援2の方たちを地域で支える仕組みづくりの必要性はますます高まってきています。

同時に、障がい者の地域での居場所づくりや外国人の日常生活を地域でサポートするなど、障がいや国籍をこえた地域づくりが課題となっています。

このような社会状況の中、私たちは、地域の交流拠点1つ1つの点をつなぎ、横の連携をしていくことで、地域福祉の向上に向けて面的な展開へと発展させていこうと「コミュニティスペース連絡会」を立ち上げました。
私たちが「地域の交流拠点」をひろげていくことで目指すこと
①地域の交流拠点が互いに情報交換し学び合うことで、より持続可能な運営へとサポートすること
②地域の交流拠点の情報を収集・発信することで認知度を高めていくこと
③地域の交流拠点と多様な政策とを結びつけることで地域福祉を向上させていくこと
④地域の交流拠点が生活圏内にある地域社会を実現することで、孤独な人を生み出さない「地域のセーフテイネット」となり、
 住民同士が相互に助け合える地域コミュニティの輪を広げていくこと

私たちの活動

地域の交流拠点の情報収集・情報発信

情報誌「板橋に、こんなにあった!コミュニティスペース」の発行 vol.1 : 2014年8月発行 vol.2 : 2015年2月発行 vol.3 : 2015年9月発行 vol.4 : 2016年3月発行

活動写真

地域の交流拠点運営団体の交流促進・勉強会の開催

毎月1~2回、コミュニティスペース連絡会の運営会議開催フォーラムや勉強会の企画や
コミュニティスペースが担う地域福祉の役割等、意見交換を行いながら連絡会の事業を
進めています。

活動写真
 

連絡会の取組み

地域交流拠点普及の為のフォーラムや担い手を育成する講座の開催

・フォーラム

  1. 2014/08第1回コミュニティスペースフォーラム 〜コミュニティスペースは、いま〜

    講師:翁川 純尚 氏  ほか
    (厚労省 老健局高齢者支援課 認知症・虐待防止対策推進室)

    活動写真
  2. 2015/02第2回コミュニティスペースフォーラム 〜暮らし続けられる地域って、ほしいね〜

    講師:惣万 佳代子 氏  ほか
    (NPO法人デイサービスこのゆびとーまれ理事長)

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  3. 2015/09第3回コミュニティスペースフォーラム 〜まちづくりはコミュニティづくり〜

    講師:木村 清一 氏  ほか
    (東京大学高齢社会総合研究機構/元柏市役所福祉部長)

  4. 2016/03第4回コミュニティスペースフォーラム 〜介護保険が使えなくなる?「新しい総合事業」に変わるんだって〜

    講師:服部 真治 氏
    (厚労省 老健局総務課 課長補佐)

    活動写真

・開設講座

  1. 2015/08第1回人が集まる場づくり応援講座

    講師:コミュニティスペース連絡会より3団体

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  2. 2016/03第2回コミュニティスペース開設講座 ~こども食堂をはじめよう!~

    講師:気まぐれ八百屋だんだん 近藤 博子 氏 / 桜台こども食堂 河野 司 氏

地域福祉の向上や地域包括ケアシステム構築への政策提言

・コミュニティスペース研究会

  1. 2015/07コミュニティスペース研究会の開催 テーマ:コレクティブインパクトについて

    講師:田辺 大 氏
    コミュニティスペースの社会的価値を計測する評価手法の導入に向けて、
    コミュニティスペース研究会を設置。
    今後、社会的活動の評価手法として注目されているSROIについて等、勉強会を開催予定。

・新しい総合事業を考える会

  1. 2015/10緊急勉強会 介護保険改正での新しい総合事業を学ぶ通所サービスBは
    コミュニティスペースが担う!!

    講師: 服部 真治 氏 (厚労省 老健局総務課 課長補佐)
    介護保険改正に伴い、要支援者の通いの場としてコミュニティスペースが注目されています。
    当会では、東京23区において、まだどこも実施例のない新しい総合事業の
    通所サービスBを板橋区において導入するには、コミュニティスペースと行政で
    どのような連携モデルを創りあげれば良いかを学び提言していきます。

    活動写真
  2. 2015/10視察:上越市の新しい総合事業 通所サービスBの取り組みについて

  3. 2015/11新しい総合事業について板橋区へ提案書を提出

  4. 2016/02視察:秦野市の新しい総合事業 通所サービスBの取り組みについて

今後について
今後、さらなるコミュニティスペースの普及に向け、空きスペース(集会所や空き家、空き店舗等)の活用窓口を設置していくことや、地域の困りごとを適切な機関につなげていくアウトリーチ機能を果たしていくためにも行政・医療介護事業者・福祉団体、民間企業等との連携促進を目指していきます。

コミュニティスペース運営者やボランティア希望者、事務局スタッフ募集中!!
また、みなさんのご存知のコミュニティスペースがあったら、ご紹介ください。
一緒に、支え合える地域コミュニティの輪を広げていきましょう♪
 
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